2021年5月2日日曜日

読書について〜好きな本との出会い。


昭和20年代

終戦後でしたから、絵本などあまり無かった時代

私は小学生、兄が帰省の折に、
"ドリトル先生"、"ファーブルの昆虫記"等の本が
お土産でした。


子供達が小学生の頃に、
誘われて文庫活動をさせて頂きました。

大切な時代を友人と共有でき、楽しい思い出です。




須賀敦子の世界

1950年代の初めに日本から貨客船で、
フランスそしてイタリアへ行き、
ミラノのコルシア書店で翻訳の仕事と
書店に集まる人々との関わりの中で、
自分の目標を模索し、、、
後に日本に帰国後、晩年エッセイ集を発表。
8巻の全集で出版され、私の愛読書です。

             



文庫活動の傍ら、
源氏物語を数人で少しづつ輪読し、
一緒に楽しんでこの歴史的古典文学を
読みましょうの会を、毎月続けました。

やはり與謝野晶子訳の源氏物語が、
私には読みやすかったですね。




藤沢周平の本

 夫も読み、
山形県の「藤沢周平記念館」へも行きました。

井上ひさしが、
米沢藩を中心としたこの藤沢文学の世界を地図に・・・

そしていろいろ書き込まれて、印象的でした。


”漆の実のみのる国”
寒く厳しい土地で藩の財政改革を・・・

自ら慎ましい生活をする藩主、
上杉鷹山の清廉な姿勢を澄明な筆で描き、
心に沁みてきます。

政は、このようにあって欲しいと願うのですが。。。
難しい希望かもしれません。




ターシャ・テューダー

絵本作家

アメリカのバーモントで広大な土地と大自然を大切にし、

全て手作りで農業、素晴らしい雄大な庭!をつくりました。

1800年代の生活を楽しんで実践、

(手作りのローソクの明かりで。。。)

90歳近くになってもスコップで土を起こして球根を植え、

花を愛し、自然と共に生き抜いた姿勢は心に残ります。

 

ターシャの庭の薔薇は咲き、

  花達が生々としている事でしょう・・・





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