長女のお義母様は現在
老人ホームへ入所して数年が経ちました。
最初お会いした印象。
背が高く、すらっとした感じで素敵な
お義母様は、娘夫婦の結婚式で
際立っていました。
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数年前に、お義父様が他界後
知らなかったご両親の生活。
そしてお義母さんの趣味など、
娘婿が知るはずも無かった母を、
知る事になったのです。
我が家も・・・
（案外、家族でもお互いを知らない？
分かって無いのかもしれません）
お義母さんは、贅沢な環境で育った方でした。
元々裕福な家庭で育ち、教師の
お義父様との結婚で、ご自分を自制
しての暮らしと推察します。
数年経て、徐々に分かったお義母さんの
趣味、生活スタイルでした。
驚くような『衣装持ち』と拘りが
ありました。
そして、不幸な事に
理性のコントロールが効かない
老化と言う厳しい現実です。
自制が難しくなった『本当の私』？
今のお義母様、なのかもしれません。
同じく私も、我慢と諦めの生活に慣れて
私って何？
開き直っている私かもしれません。
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娘婿のご実家は既に、取り壊して
整理されましたが、お義母様の記憶は
しっかりあるようで、偶にあの洋服は？
とか、、この布団の肌触りが、と
お義母様の不満が娘婿に向かい、
電話の先で、プンプンと怒って
話すそうです。
未だ、記憶も怒る元気もある事に
驚いてしまいます。
その度に、デパートへ行き
買い物で忙しいようです。
今回、娘たちが用意した布団の肌触りが
合わないらしく、
２泊３日のお正月が終わって
帰りに布団を探して持って行かなければ、と
話していました。
