2021年10月5日火曜日

50歳で乳癌の手術、厳しい現実が待ってました。

北里大学病院

夜7時、仕事から帰って玄関で電話の音
『北里病院外科の00です。
悪いものが見つかりました。4日後に手術です』
と電話の声、玄関で座ってしまいました。
その時50歳
夫は失業中、九州の実家で仕事を模索中で、
義母と同居の為、実家をリノベーションの
最中に私の乳癌手術だったのです。

15日間の入院で、術後1ヶ月半会社を
休みました。
手術の抜糸(乳房、筋肉を取っています)
少しづつの抜糸に日数がかかりました。
家でも脱脂綿で消毒を毎日しておりました。

〜〜〜〜術後の食生活の変化〜〜〜〜


定期的に青汁の冷凍になっているものを、
毎週届けてもらい、食事のバランスは特に
気をつけました。


もう一つ
モロヘイヤが良いと言われ、伊勢丹の
食品売り場にしかなかったのを
購入しておりました。
良く料理に使い、家族は避けていましたが
私はとに角、青汁、モロヘイヤ、タンパク質
ビタミン等気をつけて、毎月再診と検査に行って、
転移予防に最新の注意を払っておりました。


〜〜〜〜 仕事場の現実 〜〜〜〜

会社側からは休んでも良いから
出来るだけ、無理なく続けて欲しいと言われ
ましたが、、、、
現場の雰囲気は違いました。

私は当時、貴金属店に勤め、外商的な仕事が
多く、メーカーの方とお得意様のお宅へ、
宝石だけで無く、毛皮、高級ブランドの品物等、
車で伺い、営業も含めた仕事をするように
なっていましたから、きつい仕事でした。


今では古臭い気がしますが、ミンク、
セーブル、チンチラの毛皮は高級品でした。

一月半で会社に復帰でしたが、営業は競争の場、
ノルマ制ではありませんでしたが、
準じていましたので、身体、精神的にも
きつかったです。


当初、営業の部長からは
『大病をしたから、これからはあまり
当てにできない、多分退社するだろう』
と思われていたようです。

営業、販売は売り上げ最優先の場、ですから
配慮する事などなく、休むとその分
雑用的な事等も、と厳しい現実でした。

仕事も順調にすすみ、同じ『癌』の方
もいらっしゃったのです、
アドバイスをして、仕事面でも
『励まされるわ』と仰って下さって、
その言葉に励まされました。

(庭のベコニア)

辛い出来事も、、自分が成長する試練と
考え、必ず自分自身の強みになるから
と何かの本で読んだ気がします。

確かに、強くなったかもしれません(苦笑)
通算22年の勤務で退社しました。




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