2021年11月19日金曜日

深い反省になった母との川棚温泉◆種田山頭火の遺稿日記


山口県、川棚温泉

最初に行ったのは、
父の会社の保養所でした。
父母に連れられて3人で行き、
温泉より、秋吉台、鍾乳洞の方が、
思い出に残っています。
何しろ私はまだ
高校生だった頃ですから。


秋吉台、鍾乳洞


母と最後になった宿は
長兄が出世まっしぐらの頃。
とっても、けちん坊な長兄でしたが、
いいお部屋をとってくれたのです。

大変豪華な宿でしたが、、


私はその頃、仕事人間になっていて、
寂しがり屋の母が気がかりで
数日の滞在でした。

一泊の温泉、母が兄嫁の愚痴を言い始め
私は「そうね〜」とか「わかるわよ〜」
とか、優しいことは言えず、
母を非難してしまったのです。
母の悲しい顔・・・
後々、この事がズキズキと
心の中で痛む事になり(辛)
この温泉の次に会った時は、
お棺の中の母でした。


瓦そば


この温泉場の名物、お蕎麦です。
家族でこの温泉に立ち寄って
宿泊では無くて、お風呂、昼食だけでも
利用できました。


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種田山頭火のお話です。
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ここのホテルのロビーに
『種田山頭火』の色紙がありました。

昭和15年、58歳で没後、
遺稿日記が発表され、注目を浴び
句集も出版されました。


 孤高の俳人、山口県の大地主に生まれ、
各地を放浪し、お酒の変わりに水を
飲んで凌ぐ、そんな、辛い絞り
出すような俳句が多いのです。

一時期、仕事が辛い時読みましたが
読んでいて、
更に辛くなりました(苦笑)




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