考古学者 ハワード・カーター
によって1922年に王家の谷の中
王墓を発見、17年間の調査でした。
盗掘が全く無かったかは不明ですが、
"王墓は殆ど荒らされては無かった"と、
カーターが発見時に至る本で、
"世紀の大発見"と興奮した様子を
とても面白く読みました。
ツタンカーメン
紀元前1356年〜古代エジブト文明最盛期
9歳で即位し、18歳で死亡
(これも大きな謎...病死?又は暗殺)
『黄金のマスク』
写真は一部分NHKの画像を使わせていただきました
全て黄金だった副葬品
『鷲のネックレス』
発見時、雑然と?
積み上げてあった副葬品
↑
王の使っていたチャリオット
(車輪の付いた乗り物)
王の椅子等が積み上げられていた道具は、全て黄金!!
黄金のベッド 玉 座
作られた逗子で守られ、
更に棺も黄金で、ロシアのマトリョーシカ人形のように、
幾重にも作られていました。
棺に施された七宝?のような
豪華な棺の紋様
↑ ↑
イシス女神が スカラベ、(糞転がし)が
フアラオの守護神 太陽を支えている
ちょうどこの時代はオリエント諸国の興亡期。
エジプトはトトメス3世の時代シリア、ヌピアへ遠征
(領域最大期を迎えていたようです)
ヌピアは最も”金”が採掘され
黄金がこの王墓に多く使われ
マスクも重ねられ、一つは純金でした。
壁画に残されていますが、
ヌピア人が労役に就いていたようです。
王の葬儀で使われた・什器、役人
の模型を船型に乗せた副葬品
〜死後の世界に、黄金がこんなに使われた理由〜
◆ 永遠の象徴であり、神々が光り輝いているから、
神に近づく、来世への復活再生。
◆ エジプト人は沈んだ太陽がまた登って光輝くように
人も再生されると信じていた。
・・・と説明がされています。
紀元前1300〜1400年の工芸技術、デザインですが、
現代にも通用する芸術品!と思ってしまいます。
(決して黄金が、素晴らしいとは思いませんが)
古代の謎はロマンなのかもしれませんね。
随分前の話でごめんなさい。
映画で『クレオパトラ』を観たのですが、
時代考証は確かな資料の元に制作され、
決して”映画”の為に、では無いように思います。
その時代に文化、芸術が既に繁栄されていたのですね。
日本はまだ縄文時代、石器、狩猟の時代でしたね・・・
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