丁度コロナウイルス感染と同時期に、
隣人のAさんが大学病院に入院後まもなくして、
遠くの介護付き老人ホームへ入居でしたが、
私達のコミュニティに近い所に入居が出来た、
と昨日留守電に入っていたので、
直ぐに電話でお話をしました。
車椅子ですが頭も身体もしっかりした様子、
元気になって家に戻りたい!と話していました。
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数年前に、私達の環境に関わる大問題が
起きました。
管理側が臨時の総会を兼ねて、
『緑の芝生をコンクリートにし、200台の駐車場を設営する』
という計画の説明会を行ったのです。
もちろん駐車場は敷地内にもありましたが、
数は限られていましたので、周りの地主さんから
土地を借りて駐車場組合を作り、自主管理を
していました。
内容は、芝生をコンクリートにし、
”樹木の半数は伐採”の計画でした。
この事に反対の声を上げたのが最初にAさんで、
私共も含め5家族が同じ意見でした。
集まって何度も話し合いを重ね、
多くの方に、環境への関心を持ってもらうために、
カンパ資金で専門家に樹木診断の依頼を行い、
ワークショップも開催しました。
署名運動もしました。
娘夫婦はボランティアで、樹木診断等の半日を
25分位のDVDに仕上げて応援をしてくれました。
200枚以上はコピーを作って
管理側、自治会、他に配りました。
↓DVDのジャケットです。
樹木診断の時、上の大きな樹に集まった住民たち
緑の環境は、そのまま残されたのです。
DVDの効果かもしれません。
(娘夫婦は音響と映像に関わる会社
を運営していましたので)
本当に感謝でしたね。
それから数年、
『あの時声を上げてくれて、良かった』と
何かの集まりの時には言われます(笑)
高齢化が進んで、車を手放すお宅が
増えた事、この周辺に駐車場が増えた事等も
あって、本当にコンクリートにならずに良かったと。
又『地球温暖化』が懸念される現在、
緑環境だけが、
ここの良いところですから〜♩
Aさん、再びここに戻ってこられたら
どんなにいいでしょう、そのように
願っています。