2023年6月22日木曜日

古民家暮らし→マナーハウス(英国風)


タイムスリップをする感覚・・・です。

『武相荘』の住人は
白洲次郎・正子夫妻が
かって暮らした住居です。

20年前に『白洲正子』の随筆を読み  
陶芸、能楽、多趣味で・・
 住居が公開されている事を知って
行きました。

写真で、ご紹介出来無いのが残念ですが
囲炉裏のある部屋と
暖炉があって、タイルを敷いていたのが 
 珍しく、印象に残っています。

鶴川という都心からやや離れた場所に
茅葺きの建物もあって
豪華では無く、ゆとりのある
暮らしを感じました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
語学が堪能な白洲次郎の
エピソードは、色々ありますが、、
有名な話・・・
昭和天皇からのクリスマスプレゼントを
もって、連合国総司令官マッカーサー元帥の
元へ届けた時『その辺りに置いてくれ』
と言われ、天皇からの贈り物を
存在に扱われ、、激怒して
『仮にも天皇からの贈り物を!!』
だったそうです・・
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
正子の書斎は、慎ましい感じでした。
青山二郎(陶器鑑賞・骨董鑑識家)との
出会いは正子に大きく影響を与え、、
陶芸、随筆へと白洲正子の心は強く
進んだようです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜閑話〜
これは、『白洲次郎』が書いた本です。


プリンシプル(原理・原則)の
ない日本・・

イギリス留学が長かった為か
英国のストラフォード伯爵家との交流で
影響を受け
『田舎にカントリーハウス(マナー・ハウス)
置き、都会にタウン・ハウスを持つ
英国貴族の、ライフスタイルを好みました。

(私達が訪れた時には、親交のあった伯爵家から
贈られたお酒の樽が置いてあったのです。)

鶴川村に自宅『武相荘』を構え 
田舎暮らしを夫妻が好んだ様子が
伺える住居です。
 古民家ですが、贅沢な建物でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
白洲次郎・1985年、肺炎で83歳死去
白洲正子・1998年、肺炎で88歳死去
白洲次郎は生前から、葬式、戒名は
要らぬと近親者に伝え、次郎、正子
両名の墓跡に戒名は無く、梵字が
刻まれているとあって、実際に私達が
『武相荘』で拝見した文書の中で
この事は記されていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
毎月、一度病院通いで通過途中の
 鶴川駅です、偶に『武相荘』
思い出します。

急激に変化したネット社会!
昭和〜平成時代の一端を担った
『誇り高く政界、財界、趣味人』だった
お二人は、多分驚いていると
   思います、今を〜・・・





  ブログランキングに参加しています。
↓画像をクリックして応援してくださると嬉しいです!