『私は料理は嫌い』とはっきり
言った、義母でした・・・
母の好きな料理、特に〜
クリームシチューは良く作っていました。
私が子供の頃より、料理は好きでこまめに
料理本を見ながら作っていました。
決してオシャレな生活では無く、
慎ましい茶の間での食事でした。
父は歯が悪く、お酒は一切頂きません。
それでも・・・
食事には拘っていました。
(昭和の茶の間です)
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父の事を嫌いになった事が
一度ありました、
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私がまだ高校生ぐらいだったと思います。
夕食の時、、
父の虫の居どころが悪かったのか
『おかずが多すぎる。
こんなに作らなくても良いから、、』
と言ったのです。
母は黙って、言い返す事は無く
気まずい夕食で、
私は父に食事中なのにと、小さく抵抗し
母が可哀想で父が、心の狭い人に
感じたのです、尊敬していましたから
悲しい気持ちになりました。
父は自分が貧しく育ち、上級の学校に
行けず、父親が給料日に会社近くの駅で
待っていたと、ショックな話でした。
母に言った『おかずが多い』、
自分の『僻みの気持ち』を
後々話してくれたのです、父が一番
辛かった本音でした。
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父が70歳で亡くなって
以前はこまめに、魚屋さんに注文して
母が作っていました〜それが
お料理屋さんから
ふぐちり、お刺身を数人分取り寄せて
贅沢に頂く事もあったのです。
父は慎ましい暮らし方でしたから〜
お料理屋さんに用意〜こんな事は
とっても父の生前には出来なかった
のです(苦笑)
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甘い物が好きな、父でした〜
母は焼きリンゴを作り、プディングが
冷蔵庫入っている事もあって、
父が『美味しい』と言ってくれる事が
生き甲斐のような人で、当時珍しい
『海老のコキール』をオーブンで作って
いましたから、母には
とてもかなわないです。
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宅配のお弁当・・母は呆れるかも
しれません(笑)
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