2016年春、
古墳が点在して雄大な景色を醸し出している
韓国、慶州を巡りました。
昭和40年代、立原正秋の小説『残りの雪』、
『春の鐘』が日本経済新聞に連載されていて、
とても楽しみに読んでいたのを思い出します。
鎌倉に住み、美食家でお酒がかなり
好きだった、立原正秋。
1926年、韓国、慶尚北道で生まれ
5歳で父親をなくし、家族と共に日本へ。
早稲田大学へ進み、その後文筆家の道へ。
1980年、54歳で食道癌を病み、死去。
作家立原が『日本の京都』と表現した慶州。
作家が語った京都は少し前、
昭和時代の京都を慶州に重ねて
古都を想ったのでしょう。
余談ですが、コーヒータイムで休憩した
慶州の『スターバックスコーヒー』は
まわりの雰囲気に合わせた
瓦の建物でした。
↓
京都・二寧坂の
『スターバックスコーヒー』も
伝統的な日本家屋を店舗にしたもの。
(二寧坂はお土産物屋さんでいっぱい
又それも楽しみな一つですが)
↓
京都へは時間が出来ると一人で行き、
嵐山、嵯峨野、お寺を見て、
博物館に足を運び、通いました。
それでも、まだ京都の一部分しか
観ていないのかもしれません。
慶州は道幅が広く整備もされていますが、
全くお土産物屋さん等が無く、
名所の一部に少しお店がある程度。
慶州の全部が美しい景色と
歴史を想わせてくれます。
京都、慶州、どちらも簡単には
訪れることができなくなってしまいました。
ちょっと思い出に浸る時間・・・
お付き合いくださって
ありがとうございました。
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