小学校の頃、同じクラスのSちゃんと
Eちゃんと私は、仲良し3人組でした。
同窓会の席では、よくSちゃんから
「その後、Eちゃんと連絡は?」
「その後、Eちゃんと連絡は?」
と聞かれ、首を横に降るだけでした。
(私とEちゃんは関東圏に住んでいたので)
(私とEちゃんは関東圏に住んでいたので)
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Eちゃんとの別れの始まり
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あの時代だったからでしょうか、
小学校6年生の時、Eちゃんの休みが続き
私とSちゃんが家を訪ねて行ったのです。
Eちゃんが妹をおんぶして家から
恥ずかしそうにでてきました。
そのように、後から思いました。
中学校も一緒で、クラスが違っても
仲良し3人でした、ある時から学校で
会えなくなって、Sちゃんと先生に
聞きにいきました。
Eちゃんは一駅先にある診療所で
お手伝いをしていると聞き、
私たちは訪ねて行ったのです。
会いたかったし、一緒に
お手伝いをしていると聞き、
私たちは訪ねて行ったのです。
会いたかったし、一緒に
学校に、、とあまり深くは想わず
考える事も出来なく、訪ねていきました。
古い感じの診療所でした。
Eちゃんは喜んでくれたのです。
でも、学校は続ける事が出来ないから
勉強をして、看護婦さんになるから、
十数年経って
(既に私は神奈川県に住んでいました)
Eちゃんは東京よ、とSちゃんから連絡があり、
住所と電話番号を聞いて、手紙を出し、
電話もしました。
住所と電話番号を聞いて、手紙を出し、
電話もしました。
喜んでくれて、雑貨店を営んでいると話し、
是非その内に、でした。
まもなくして
まもなくして
Sちゃんが東京に来るからその時3人で
会いましょう、、と電話をしたのです。
最初は懐かしい話し声、でした。
でも最後に
最初は懐かしい話し声、でした。
でも最後に
「もう連絡はしてこないで、
辛い事を思い出すから、、」と。
辛い事を思い出すから、、」と。
言葉が出ませんでした。
誰もが辛かったり、何かを背負いつつ
生きているけれど
勉強が好きだったのに、小学校は休みがちで、
そして中学校を卒業出来なかった、Eちゃんの
辛さを量り知る事が、出来なかった私、
恥ずかしく、気持ちが沈みました。
辛さを量り知る事が、出来なかった私、
恥ずかしく、気持ちが沈みました。
Eちゃんが元気で、過去の辛さを少しでも
何かで穏やかに過ごす事が出来ると
いいのだけれど、と思った一日でした。
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