2022年10月12日水曜日

『家族の確執』友人が悩んだ『姉妹』の問題。


今の住居に越してきた当初の事です。
園芸店に頼んで、数本の花木を植え
形を整えて頂きました。
(シランの花)

芝生を少しづつ植えて
休みの時は、庭の雑草を取るのは
夫の役目でした。

そして、隣のNさんとはフェンスですぐ
お隣ですから、手を伸ばせば
お隣の山椒の木は、我が家に伸びて
十分手が届きます。
ある時、庭の隅にシランの薄紫の花が、
5株ほど纏まって咲き、嬉しくなって
隅ではなく場所を変える為、シャベルで
掘り起こしていると、Nさんが
フェンス越しに、これは自分の所の花
だからと手を伸ばして全部、抜いて
しまったのです!驚きました。
(Nさんの一面で、後々理解しました)

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境界の花木の事
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隣からでも、根から生えた
花や樹木はその土地の持ち主の物。
但し隣から垂れ下がって実ったもの
(例・みかん)は
元の持ち主へ断って切る、
というのが決まり、のようです。
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Nさんの娘→Kさんの事

数年経って『文庫活動の会』に誘われ
7、8人の方と児童書他
毎週一度、読書会があって
その中で知り合ったKさんは
お隣のNさんの娘さんだったのです。

 私より4歳年下で、明るく好印象でした。
Kさんには妹さんもいらっしゃって、
海外へも良く行く妹、と伺っていました。

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Nさんご夫婦、戦争中、重要な仕事でした。
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Nさんのご両親は戦争中、大切な仕事を
していて、重要な任務だったと噂で
ききましたが、Nさんのお葬式で
Kさんのご主人が、『エピソード』を
話すように披露したのです。

戦後50年経っているので、
もう時効かもしれませんが
年金と相当な預貯金の理由も納得でした。
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『家族、姉妹の確執』
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多額の『預貯金』をNさんが海外
へ送金していました。

Kさんの3歳下の妹さんは自由奔放で、
結婚はしていたのですが、
一人で海外を、自由に趣味で
行ったり帰ったり、その度にご両親は
相当な送金をしていたそうで、
その事をKさんはとっても
不満に思っていたようです。

そんな出来事が姉妹の関係に
返って蟠り(わだかまり)を
残したようでした。


Nさんが認知症になり始め、数百万のお金を 
近所で親しくした00さんに
貸したけれど、返してくれないと
こんな話まであって
親しかった方も距離を置くようになりました。

Nさんとの親交は途絶えたのです。

貸したと言われた00さん、ご主人は
大企業で特別職、定年後は
 趣味を楽しんで奥様と旅行でした。

とても、数百万のお金を借りる事は
あり得ないのですが、Nさんはご主人様が
早くに亡くなられ、
徐々に認知症になりました。


一人で、遠くまで歩き骨折を
してしまったのです、、まもなく
介護付き保健老人施設に入所して、数年後
この施設で亡くなられました。

お金の問題、少しでも、多くても
  争いの元になるようです、、





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