今年も奈良の興福寺から
『塔影能』の案内状が届きました。
毎年、１０月第一土曜日に催される奉納行事です。
京都駅から、近畿鉄道で平城京旧跡の中を
走って近鉄奈良駅でした。
雄大なこの奈良、古（いにしえ）の都跡
懐かしい処に帰ったような、ホッとする
奈良駅、、ここから最初に向かうのは
毎年『藤田ホテル』でした、、何年も
通った奈良です。
友人・読書仲間だったMさんの事
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この旅行から数年後にMさんは
亡くなったのです。
興福寺、塔影能へ
一度行きたいと、ご一緒したMさん、
投影能が始まって
暫くして雨が急に降り始め、中止に
なってしまったのです。
それでもMさんは
とっても喜んで下さって、翌日は
奈良国立博物館、興福寺の国宝館を
楽しんでいました。
（五重塔がライトアップされる、塔影能）
Mさんは敬虔なクリスチャンです。
私は信仰では無く
仏教美術として仏像を鑑賞、大陸から
伝わった美術、文化の時代背景を
想像し、仏像の美しさに惹かれます。
大体、夫他
（何がいいの？と言う顔で見られる
事が多いのですが・笑）
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Mさんは仏像についての説明文が
日本語より英語の方が、
分かりやすくて『面白いわ〜』と
楽しんで、英語は得意な方でした。
泊まったホテルから近いところに、
Mさんの知人で、牧師をされている
教会へ行き、日曜日だったので
礼拝をさせて頂いたのです。
仏教とキリスト教・何かの縁ですね・・
翌日は京都へ行き・夕方の新幹線で
帰宅でした、、良い思い出です。
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１０年以上『塔影能』へは家族、友人と
行きましたが、、夫は『お能』の時は
眠っていました・・・
奉納、陪観料＝７０００円
（一緒にお能・この選択が間違いでした＝笑）
ご承知と思いますが、全国６５歳以上は
国立博物館、無料（東京は７０歳）
なので、京都も時間調整で良く
利用させて頂いたのです。
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