2022年6月13日月曜日

6月12日の『天声人語』土砂降りで傘を差さないロンドンっ子◆雨の中、走るヨーロッパの男達・・




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6月12日『天声人語』です。
梅雨の時期と言う事もあって
雨の話題でした。
傘を差さないロンドンっ子の事が
目について、、私の愛読書から
一文を重ねてしまいました。
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新聞では長年、在住の方が
『ロンドンっ子は驚くほど傘を差しません。
レインコート派が多く、土砂降りでも
傘なしであるきます』、そして
ロンドンは1日のうちに四季がある
といわれるほど天気が移ろい
やすく、、、と傘を差さない
理由が書かれていました。
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私が、数年前に読んだこの全集の中で、
心に残っているエッセイです、ちょっと
お話、させて下さい。

1950年代、当時貨客船で
日本からフランス→イタリアへ行き
後に、日本で『イタリアでの生活』を
綴った随筆集です。
著者 須賀敦子


『雨の中を走る男たち』

本の著者が、日常の暮らしの中
『雨の日の事を、戸惑う様子が
ありました』

コルシア書店で出会って結婚早々の頃
雨が降って来たので、市電の
停留所で傘を持って待っていると
確かに降りてくる夫と
視線があったはずなのに急ぎ帰宅
してしまって問いただすと、見えなかった
の一点張りで、迎えに行った事が
照れくさかったのだろうか・・と

(イタリア、ミラノの風景)

異国での生活に戸惑いつつ、ふと著者が
思い出したギリシャ映画の、ワンシーン
雨の中を男達が、傘を差さないで
襟を立て、カフエから走って行く姿を・・
重ねギリシャ、イタリアも傘を持たない
そんな事があった・夫が亡くなって
数年後、イタリアでの出会いと生活
を綴った随筆集です。
このエッセイでは何故傘を差さないで
『男達は、雨の中を背広の襟を立て
急足でゆく姿』を、習慣だろうか?
又、傘は贅沢品なのかしら?と答え
は無いまま・・
時代が1960年代の生活を
振り返って綴っています。
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そこで、今日の『天声人語』に
話を戻しますが・・・ロンドンでは
1日の中で四季があるように、天気が
移ろいやすく、降ってもすぐに乾くと
ありました、
国によって違う季節感と習慣に
納得でした。

日本は傘保有、一人当たり世界一
確かに我が家もビニール傘、折りたたみ傘
日傘、雨降り両用で数本あります。

『雨の中を走る男達』、、
何となく気になった文章だったのです。






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