一昨年の秋に他界した兄を
看取って今、お義姉さんの面倒を看て
くれている、姪（Fちゃん）とラインで時々
近況を伝えています。
私の事も気にかけ、心配をしてくれます。
高齢のお義姉さんが
かなり弱っているのではと昨日、
連絡をしたのです。
『やっと、デイサービスに行って
くれました・・・』この言葉で十分
Fちゃんの苦労が伝わります。
（霊園の花壇）
生前、兄は会社を起こしては倒産を繰り返し
借金もしました、長兄は大手新聞社で
役員まで出世、対照的な兄弟の
最後でした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
ヒビ割れの大きな原因
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
次兄が会社維持の為に、多額の借金
をして長兄が保証人になり、返済の
始末を長兄がしたのです。その事から
長兄のお義姉さんが厳しく
『親戚なんていらない！』と、そこまで
言うの！？と思いましたが、
お義姉さんの本音だったのでしょう。
その時私は、同席でした。
不幸な事に、従兄弟同士の関係も、
それぞれ、ギクシャクでした。
次兄は家族に大変な苦労をかけ続け
ましたが、
甥、姪は子供の時から私にとっては
年齢が、１５歳位の差なので可愛い弟妹
の感覚の方が強く、身近な存在でした。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
奔放な兄の
生活に振り回された次兄の家族。
（次兄のお墓）
そんな兄でしたが、最後を幸せに迎
える事が出来たのです。
大恋愛で結婚した、義姉の手を
握って病院から帰るのを
言葉が出ない兄が引き止めたと、義姉から
聞いた時、最後は幸せな時間だったと
思いました。
兄が亡くなって、急に義姉は元気が
無く電話をした時、甥が少し
『正常な状態じゃないから・・』
半分、冗談と思いながら聴きましたが
年齢を想うと
お互いが支えての生活で、寂しいを超え
生きる目標を見失う程の事だった
かもしれません、やっとデイサービス
に、私にとって輝かしく美しい
お義姉さんです、デイサービスに
行くようになって、
Fちゃん少しだけ、良かったと思います。
ブログランキングに参加しています。
↓画像をクリックして応援してくださると嬉しいです！
