昔から私は「血の滴るようなレアな
ステーキ』は最も美味しいお肉料理
と信じていました。
15歳、12歳上の兄達がいて、
私が小学校に行く頃は既に20歳を超え
食べ盛りの兄達、
母は、食事には苦労したはずです。
物が無く、兄達がいつも言っていた
「呪文」
血が滴るステーキって美味しんだよ。
この言葉は私の頭に刷り込まれました(笑)
レストランで初めてのビーフステーキ、
『レアでお願いします』と
思わず出た言葉だったのです(苦笑)。
娘たちも、何度も言うのです。
「まだステーキを食べたことがない頃から、
血の滴るようなレアなステーキが美味しいって
思ってた」と(笑)。
刷り込みとは怖いですね。
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船の仕事時代、キャプテンをお招きして
我が家でステーキをお出ししたことがありました。
(外国の方は、レストランでは無く自宅に
招くのが、最も喜ばれる習慣でしたから)
突然夫が外国の船長、他3人の方を
家に招待することになり、
スーパーのお肉屋さんで
サーロインのお肉300g〜400g
を数枚お願いしたのです。
何しろ身体が大きく、1人数百グラムは
食べるよと聴いていましたから〜
そこのお肉屋さん大喜びで、ブランデーの
小瓶を付けて、仕上げに使って
下さいと言われました。
その時から、何かと肉料理には今は安い
料理用ブランデーを使うように
なったのです(笑)
あまりにも狭い3DKの家。
それでも楽しそうに食事をされた船長、
航海士の方々、私の奮闘に
気を使われていました(苦笑)
2DKのアパート時代もキャプテンを
お連れした夫。
若い時って唯一生懸命だったから、
狭い家ですが、何も考えずに
お招きをしたのだと思います。
後から色々事情が分かると、
ちょっと恥ずかしく思ったりしたものです。
船長他要職のご自宅では、メイドさんが
いらっしゃる生活だったそうで・笑
慎ましく、小さな所でのお招き。
若い時の強みかもしれません(笑)
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