2024年3月22日金曜日

兄弟は他人の始まり〜兄へ嫌味な私(完)


長兄が膵臓癌で余命宣告を
受けた事を知らされ、予期せぬ
出来事に動揺しました。

手術はしましたが手遅れ
だったのです。兄に手術は
成功だったと伝え、信じて
いたようだったと、甥の話です。
そのまま閉じたそうですが〜兄は
手術後は退院のつもりで私に
良くなったら、、孫・姪達・息子の
お嫁さん達に『宝石を買って・・・』
と、話すのが返って
辛い面会でした。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜閑話〜
東京まで出張で来た時、私が勤めて
いた貴金属店へ、数回
立ち寄ってくれました。
私が乳癌術後、長期休んだ直後
でしたから、社長に挨拶したいと言う
理由と、どんなお店?か見たかった・・
又、知っていたかったのでしょう。
私に『何か宝石を買おうか?』
と言ったのですが
『いらない、買わないでいいわよ』
と、笑ってしまいました。多分
 高額な宝石に、戸惑ったはずです。
 昔から兄はお金の使い方について、
私の印象は
(ケチんぼうの兄・レッテルでした)
嫌味な私、、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<兄弟喧嘩>
余命半年と聞いて、其々私達家族、
次兄達も休みを利用して、
見舞いにいきました。

次兄が、北九州の病院へ行った時、
長兄が謝ったそうです。
『母の葬儀に呼べなかった事と 
  数々の諍い』
兄弟しか知らない無理難題を
弟に押し付けた事。

次兄は『兄の命令で・ドカンの中に
落ちたボールを
 命がけで拾いに行かされた話』
歳を取ってもそんな事が、
心の傷?だったのでしょう・・

長兄の葬儀後、次兄が話し
72歳で亡くなった兄を想い 
 泣いて話したのです・・

長兄が亡くなって20年以上
経ってしまいました。
今回甥っ子達と北九州で
会って過ごし、すっかり今、
社会を支えている世代を感じ
ました。
長女の杖で、戻って来つつ次
の終活・考え中です(苦笑)




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