兄が他界後、少し認知症なっていました。
姪が近くで、時々義姉の様子を看に行って
いましたが、認知症が始まって甥、姪は
兄の一周忌後悩んで、入所を決めました。
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施設入所を決めて、
半年程経ちました。
談話室で、姪、私達夫婦そして長女も
今回一緒に『叔母さんに会いたいから〜』
と面会でした、私は久々に
義姉に会い、涙が止まりませんでした。
自分も老いているのにお義姉さんとは
兄の葬儀以来だったのです。
白髪が多くなって少し弱々しく
見えたのですが（夫は元気そうだ、、と
帰宅後の話で思ったようです）
記憶も少し途切れて、話は若い頃の
話が続きました。
以前のF子姉さんが少し感じられ、
１０分の面会は施設側の
配慮で延長だったのです。
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〜閑話〜
兄達、結婚前の事です。
次兄のF子お姉さんは、可笑しいような
又、優雅なお姉さんでした。
私が子供の頃、良く遊びに行った家で・・
自分の家のように広い家を動き、
お義姉さんは大きなソファにゆったり
とお昼寝（笑）をしていて
お姉さんが居ないと、隅にあるオルガン
で『ねこ、ふんじゃった』・を引いて
自由に出入りをしていました。
歳も離れている近所のおねえさんが〜
ある時、私のお義姉さん！！
次兄と結婚だったのです。
広いソフアにふわっと〜F子お姉さんの
姿は、額縁の風景写真のような
一枚が強く残って、忘れられません・・
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↑ 半年位前の写真で・今回はもう少し
髪が白くなり、義姉と抱き合って
泣いてしまいました、、
私が乳癌で入院中、病院に来てくれて
その時『００子ちゃん、苦労したのね』
と、辛そうな顔で私を見たお義姉さん・・
優しい人です、又会いに行けると
良いのですが・・・
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