高度成長期、真っ只中、１９７０年代の話です。
夫は仕事最優先で、企業戦士と言う言葉も
あった時代、殆ど毎晩お酒が入って帰宅、
着替えもそこそこに、ばったり寝込んでいました。
深夜から私の下腹部が痛み始め、夫に
”救急車の手配をして”と起こすのですが、高イビキ・・・
早朝、無我夢中で小学校へ通う子供の支度をし、
這うように診療所に行って診てもらいました。
すると、
”白血球の数値がとっても高い！”と。
『もう少しで手遅れでした、盲腸の手術です。
動いてはいけません』でした。
現在の竹山病院
（お世話になった病院。2年ほど前に訪れた時、
懐かしくて撮影しました）
夫に電話をして着替え他を頼み、
10日間の入院でした。
子供達は小学生、親しくしていたご近所の方が、
随分協力をして下さってお世話になりました。
夫がキッチンで料理を作る事は皆無でしたので、
休日のお昼、ラーメンを作ることになり、
生のラーメンを茹でるのに、水の状態から麺を入れて、
お団子状態？のラーメンを作ってしまい、
娘達は、『あれは、食べられなかった」と
後々まで話しておりました（笑）
その事もあって、平日は早めに帰宅をして、
夕食は毎日病院の上のレストランに
娘達を連れて行ったそうです。
毎日なので、レストランのフロアサービスの方が、
母親がいない家族？と思ったらしく、
『もうちょっと野菜を食べたら？』など、
子供達に優しくして下さったようです。
娘達にとってはレストランでの食事は嬉しくもあり、
母親の入院とセットで小学校時代の
思い出になっているようです。
（通ったレストランは”カナール”でした。）
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丁度コロナ感染前、ご近所だった６人の方々と
お茶会で、子育て時代は親も経験不足、良くも悪くも、
色々と悩み、学んで親になったのかしらね、と
懐かしく話して、又お会いしましょうね、と。
それが止まってしまっています。（苦笑）
毎日の感染状況、情報に注意をして
しまいます。菅総理が仰る、安心出来る日常
が戻る事を、祈るような毎日です。
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