2021年7月2日金曜日

アナタの介護はしませんから(笑)


宗谷岬の夕日

夕日の空がピンク色で忘れられません。

『北海道縦断遠足ジャーニーラン』
という大会。

北海道の襟裳岬と宗谷岬間の往復、
約1100kmを大体14日間かけて
走り抜く旅でした。

マラソン仲間の中でかなり高齢の夫が、
毎年この大会の為に
”家族”も顧みず、我が道をすすむ
勢いでした。 

北海道 宗谷丘陵

70歳の時だったと記憶していますが、
その『ジャーニーラン』の途中で
”声がでない”と連絡があり、
”でも大丈夫だから”、でしたが

携帯の微かな声に驚き、娘に直ぐ電話をして
飛行機、宿、レンタカーとすべて娘が手配して
一緒に北海道に飛んで行ったことがありました。

宗谷岬で娘と食べた最北端ラーメン


レンタカーで、
主催者の方から教わった場所で待っていると
走る夫が道の向こうからやってきて・・・
その姿はまるでおこもさん(乞食)
のような格好なんです...!!

『北海道は環境保護』重視で
このような"走り旅”には様々なルールがあり
ランナーは自分の体に、空き缶、
食した紙袋などを身体に付けて走っていて・・・
更に夏8月ですから、汗と異様な様は、
想像してください、もうびっくりでした。
(改めて環境を守る努力を、
再認識させられた経験でした)

足が腫れて、ちょっと厳しかったですが
ゴールは出来たのです。

大会終了後は、氷で冷やしつつ少し回復したので、
フェリーで利尻まで行くこともできました。

利尻富士

この”走り旅”から今は”歩き旅”へ

健康維持のためとはいえ、
尊敬と諦め、怪我だけは気をつけて

アナタの介護はしませんから
と言っています(笑)




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