『きっちり足に合った靴さえあれば、
じぶんはどこまでも歩いていけるはずだ。』
完璧な靴に出会えなかった不幸を
かこちながら・・・
『ユルスナールの靴』須賀敦子著
序文の行です。
やりたかった事、出来なかったあの事、
失敗の数々も、私自身あの時代だったから
と何かのせいにし・・・
反省もこめて、いくつかの不運の時、
時々この行の部分を反芻したように思います。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仕事をしていた頃、お昼休みは数人の同僚
が集まる珈琲店で過ごしていました。
山が好きで、家族と行った写真を
見せてくれるAさんに
『幸せを感じるって人によってだけど、
Aさんはどんな時に思うの?』と聞くと、彼は
『惨めにならない程度のお金と、健康かなぁ〜』
私より10歳以上、若いAさん。
(惨めにならない程度のお金の為に・笑)
今日、実は郵便局へ定額預金の満期お知らせで
更新のために行ったのです。
夫の名義の通帳ですが、元々貯金は出来ない
からと、ゆうちょ銀行の通帳は私の管理、
色々な引き落としの事は夫の管理で、
普通預金の残高が少なくなっても
私は関知しません(笑)夫のやりくりです。
ただ、数年間定額に僅かな金額を定期的に
入れたのが満期になって更新したのですが
10年で利息が200円!(5万円定額)
あまりに少ない利息に、びっくり!
忘れた財布
(PCの側にありました)
更新で印鑑、通帳、メガネは持参
しましたが、
つい財布を忘れ、帰りにスーパーで牛乳、他
買い物ができるかしら、と思いましたが
200円では、出来ませんでした(苦笑)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
『きっちり足にあった靴で、
私は歩いてこれたのかも、しれません』
惨めに想う事もなかったと、言えませんが、
何とか元気で、過ごす毎日は『幸せ』です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
オリンピック、始まりました。
開会式は23日ですが、
コロナウィルス感染状況相当厳しい!!
心から、これ以上悪くならない事を祈ります。